こんにちはでんです!
皆さんは、今履いている靴が破れてしまったらどうされるでしょうか?
恐らくその靴は捨てて、新しい靴を買うという方が大半だと思います。
私も今まではそうしていました。
ですが今回思い入れのあるクラークスのデザートブーツを修理に出してみましたのでその内容を記事にしてみたいと思います。
クラークスのデザートブーツに裂け目が!!
先日、いつものようにクラークスのデザートブーツを履いたところ、両方ともに裂け目が入っているのを見つけました。


この靴は昔からすごくほしいと思っていた靴で、新婚旅行でハワイに行った際、現地で購入しました。その時まではあまり高額な靴は買ったことがなかったので、とても勇気が必要だったのを今でも覚えています。
以来、自分で手入れをしながら、大切に履いてきました。4年くらいは経過していると思います。
そんな思い入れある靴に裂け目が(泣)
さすがにこれは自分では直せない。とうとう捨てる時がやってきたか...
とてもショックでした。
どうしてもあきらめきれなかった私はネットで情報を集め、修理ができることを知りました。
そして地元の靴の修理屋さんへ持っていくことにしました。
修理は可能!しかし金額が...
修理屋さんに持っていき状態を確認して頂いたところ、「これはオールソール交換が必要ですね。」とのこと。オールソール交換とはその名の通りソール(靴底)を丸ごと交換する修理方法です。
やった!修理はできるんだ!喜んだのも束の間。「大がかりの修理なので結構な金額がしますよ。」とのこと。
どれくらいでしょうか?と聞いたところ
約14,000円ですね。
!?
結構いい靴が新品で買えてしまいます...
悩みました。が、アッパー(革)の状態は4年履いたにしては良い状態。オールソール交換すればまだまだ履けるとのこと。
思い入れのある靴なので、思い切ってお願いすることにしました。
ソールと糸選び
まずはソール選びから。
クラークスのデザートブーツは、クレープソールと呼ばれるソールが使われています。
ラテックスというゴムの木から採れる樹液を原料としているのだそう。
柔軟性やクッション性が高いため歩きやすいが、濡れた時に滑りやすく、天然素材なので、高温等による劣化もしやすいんだとか。
クレープソールにこだわりがなければと提案頂いたのは
- ラバーソール
- スポンジソール
の二つ。
ラバーソールは合成ゴムで作られており。滑りづらく耐久性に優れているが少し重いとのこと。
スポンジソールは軽くてクッション性に優れているが、耐久性は乏しいとのことでした。
少し悩んだ結果。今回はクッション性を重視してスポンジソールにすることにしました。
次にソールを縫い付ける糸選び。
全く同じ色がないとのことで、こげ茶、クリーム色、ベージュ、紫色を提案頂きました。完全オリジナルの靴になるので糸の色で遊ぶのも面白いですよ。とのことでしたが、今回は無難にこげ茶にしました(笑)
ソールや糸を選ぶのも初体験でしたが、結構考えるのも楽しかったです。(笑)
あとは修理が終わるの待つばかり。
お店の方が立て込んでいるようで1月~1月半かかるとのことでした。
修理した靴がどんな感じになるのか今から楽しみです!!
最後に
今回初めて靴の修理に出してみましたが、ソール選びや糸選びがとても楽しく、また完全オリジナルの靴が出来上がることにとてもわくわくしています。
お店の方も初めての私にとても親切にしていただき、感謝です!
金額は決して安くはないですが、簡単に買い替えができる現代において、同じ靴を手入れや修理しながら長く履くというのもよい考えではないかなと思います。
愛着もわくので丁寧に扱うようにもなりますし。
少し調べたところ、クラークスのデザートブーツを20年間履いている強者もいるようです。
私もがんばってそのくらい履けるようにしていきたいですね。
今回はブーツでしたが、スニーカーでもオールソール交換できるものがありました。
今のスニーカーがダメになったらそのタイプのものを購入して、そちらも長く履いていきたいなと思います。
追記
修理に出していた靴が帰ってきました!
パッと目の見た目はそんないに変わりませんが、ソールが大きく変わりました。
履いた感じはかなり軽くなったように感じます。そして前より少し固めに感じました。
かなり快適になりましたので、これからも長く履いていきたいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!